Karrimor SF45 の話

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案外、ザックの写真は撮らないものだ。

何百枚とある過去のキャンプ写真を見返してみても、まともに写っているのが数枚しかない。

逆に多いのが焚き火と料理の写真である。

たしかにキャンプ系の Youtube の動画を観ても、たいがいは焚き火と料理の映像ばかりである。

ザックだけを延々と映しているような奇特な人は見たことがない。

よく考えてみると、家で道具の準備をしているときにザックはさんざん見ている訳で、わざわざキャンプ中には目が行かないのかもしれない。

 

私の Karrimor SF45 Predetor。

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雪中出陣時のカリマー


もともと冬キャン用に大容量のザックがほしくなったのが購入したきっかけ。

ザックを決めるにあたって考慮したのが、

 

・巾着式でパッキングがしやすいこと

・molleシステムで拡張性が高いこと

・上下にループがあること

・ミリタリーっぽくてかっこいいこと

だった。

 

同じ条件を満たす DD Hammock 社の Bergen Rucksack と迷ったのだが、ザックとしての出来が Karrimor の方が圧倒的によかったので、こちらに決めた。

生地、ベルト、ファスナー、縫製の品質がものすごく良い。

現地価格では Karrimor の方が DD の倍近く高いのだからそりゃそうだ。

 

カスタマイズというほどでもないが DD のようにアクションバッグを取り付けてみた。

Amazon で買った安いバッグを少し加工したものだ。

この中にはパラコード、ペンチ、火起こし道具、救急セット、予備の電池、歯磨きなどが入っており、たいへん重宝している。

あと、このバッグが支えになることで立った状態をキープできる。

いい事ずくめである。 

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欠点は特に見当たらないが、ベルトや紐の類がいちいち長いので見っともないことが多々あることくらいか。

ただ、今年は荷物を少なくするキャンプを目標にしようと思っているので、もう少し小さなザックを準備中だ。

 

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