2018年度冬キャン納め
もう一ヶ月も前になってしまったが、今年度ラスト冬キャンに行ってきた。
今回のテーマは2度も残念な結果になってしまったタープ泊の総仕上げだ。
結果としては満足のいくものになったと思う。
前2回と違い、天気も穏やかでなものとなり、冬キャン納めには上出来の内容となった。
とりあえずタープの出来としてはこんな感じ。
風が強くて裾が折り込めていないが、まあまあいい感じではないだろうか。
しかし本当にギリギリまで木に近づけないと、形になりませんな。
ちょうど木の足元が盛り上がっていたので、出入りはちょっとめんどくさかった。
念願のフルクローズもOK。
今回の新兵器その1、グレンスフォシュブルークのワイルドライフ。
さすが産毛まで剃れる斧として名高いグレンスフォシュ。
ノコギリなしでも針葉樹の枝くらいならガンガン薪にできる。
しかし、薪割りには重さ・サイズともにやや心許ない。
手首ほどの太さの広葉樹の薪を用意していったが、とても割れたものではなかった。
いつものハスクバーナなら何とかなるんだけど。
でもこれはこれでオッケーです。
何せワイルドなライフなのだから…。
イニシャルはMM。
マティアス・マットソンという職人で、グレンスフォシュの中でも古参のメンバーだそうだ。
ちょっとした拘りです。
ガツガツ削れる様子。
軽く振れて軽く削れる。
刃物の切れ味がいいと、枝を削るのだけでこんなに楽しいとは…。
これならブッシュクラフト的な工作も捗りそうだ。
今回の新兵器その2、Heavy Cover 社のチタニウムキャンティーン。
国内だと Keith というブランドで同じものが売っているのだが、海外のブッシュクラフターは Heavy Cover の方を使っている人が多いのでこちらにしてみた。
海外からの購入だが、送料込でも国内で Keith を買うよりも安くて済んだ。
チタンの水筒はペットボトルから注ぐよりも情緒があってよい。
キャンティーンの方はヤカンも持っていったのであまり使う機会はなかったが…。
しかしとにかくカッコいい。
今回の新兵器その3、米軍払い下げの GORE-TEX シュラフカバー。
モンベルの #0 シュラフが真っ赤で山岳感が出すぎるので、カモフラージュ用に。
死体袋に使ったものを払い下げているという都市伝説もあるけど、まあ噂でしょう。
しかしギアを買いすぎだな。
久しぶりの晴れキャンプなので、タープから出てカマドを作成。
燻されることもないし、やっぱり晴れは最高だ。
すごく久しぶりに米を炊いてみる。
慣れてないのですったもんだあったが、まあまあの炊き上がり。
刺し身を乗せて海鮮丼風にしていただいた。
ハイボールと海鮮丼。
美味いです。
たぶん美味かったです。
屋久島産のたんかん。
美味いです。
いい夜でした。
さて翌朝。
いつもメニューです。
卵をひとつ炭の上に落としてしまうハプニングがあったが、ケイブマンステーキというものがあるのだし、直火エッグも賞味してみようとチャレンジ。
大変苦みが強かったが限りなく香ばしくて、これはこれで可能性があるな、と思いました。
それにしてもホーローのカップはいいですな。日のそばに置いとけばいつまでも温かいコーヒーが飲めるのだから。
いかに熱を貯め込むかよりも、どれだけ熱を受け取れるかですよ(名言風に)。
世間ではこれからハイシーズンだが、自分の場合はそろそろペースダウン。
予約も取りにくくなるし、虫も出てくるしね。
春からやるとすれば、ツーリングキャンプか、キャンプデビューしたいという友人を誘ってか、かな。
暫くはソロキャンはまあいいか、という気分。
単に飽きたのでなければいいが…。
ではごきげんよう。