靴選びの覚書

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冬キャン用に靴を新調した。

購入したのはメレルのスノーブーツ。

スノーブーツを買うときに重視したのが、雪の上で滑らないことだ。

まず検討したのが、定番のSOREL。

カリブーよりも無骨な感じのシャイアン2が気になったが、

画像で見る限り靴底が滑りやすそうなのでパス。

そこで10年前に履いていたカメレオン2ストームのことを思い出して、

見つけたのがこのコールドパックアイス+(プラス)という長ったらしい名前のブーツだった。

メレルの思い出

カメレオン2ストームはいい靴だったが、とにかくよく滑った。

雨で濡れた石畳で足を滑らせた恐怖は今でも忘れられない。

いい思い出もきっといくつかあったに違いないが、その時の恐怖が大きすぎて、

メレル=滑る靴というイメージが出来上がってしまい、敬遠していたのだった。

だから雪靴を買うのにメレルを選ぶなんて論外だと思っていたのだが、結局メレルを選んでしまった。

なんでもビブラム社が雪道用に新しく作ったソールを採用しているらしい、という単純な理由で。

雪道や濡れた氷上もスイスイ歩ける!メレルの「滑らない靴」がスゴイ! | &GP

あと、たまたまアマゾンで欲しい色のサイズが一通り揃っていたのも決め手だった。

もちろん無料返品対象で。

サイズ選び

アマゾンのプライムワードローブなるサービスの対象だったので早速それを利用。

10年前のカメレオンは26.5cmを履いていた。

なので今回も同じサイズで良いと思うのだが、

冬キャン用の厚手の靴下を履くために1サイズ上の27cmも注文してみる。

念の為、当時の自分が大きめのサイズ感で選んでいたのかもしれないと、26cmと25.5cmもオーダーしてみる。

到着&試着

まずいつも履いているモンベルのメリノウールウォーキングソックスを履いて26.5cmを試着してみる。けっこうピッタリ。

これで26cmと25.5cmは必要なくなってしまった。

次に冬キャン用で履く予定の、同じくモンベルのメリノウールアルパインソックスを履いて試着してみる。

キツい。

つま先はいいくらいに余裕があるのだが、横幅が破裂するくらいにタイトだ。

26cmもなくなった。

そのまま27cmを試着する。

つま先と靴の先の余裕はまだ許容範囲だが、やはり横幅が若干キツい。

サイズ選びの決め手

オフロードブーツを買うときにバイク用品店の店員さんに教えてもらったのだが、ブーツを履いて歩いたときの浮き具合。

踵が下から蹴り上げられるように浮いたら大きすぎ。

そこまで浮かなければ許容範囲だそうだ。

(どちらにしろ感覚がものを言うので、試着にも修練が必要だ)

ちなみにそのブーツは違和感なく履けているから、そのアドバイスは的確だったのだろう。

そのアドバイスを思い出しながら、歩く感触を確かめてみると確かにちょうどいい感じがする。

横幅に不安があるものの、革靴なので若干のびることを想定すると、これより大きくすると逆にガバガバになってしまう恐れがある。

大きすぎる靴は履かなくなる、というそのお兄さんの決め言葉をまた思い出した。

結局、27cmに決定した。

バイク用品にいるような気持ちだった。

結果

結果的にサイズ選びは正解だった。

実際に着用して、半日ほど履いていても違和感はなし。

早くも柔らかくなってきたのか、心配だった横幅もほどよく余裕がある状態になっていた。

今回のキャンプは20cmほどの積雪(乾雪)があったが、水が染みたり、除雪あとで滑ったりも無し。

保温性に関しては、中綿たっぷりというわけではないので期待できないが、気に入ってしまったので、まあよしとしよう。

素材はヌバックレザーということで、手入れして育てていくのも楽しみだ。

 

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